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インプラントとは

インプラントとは歯を失ってしまった、抜けてしまったなどの状態の際に、人工の歯を埋め込む治療をいいます。人工歯根となるインプラントはチタン製で、骨と結合する特性を持ち、この地球上で最もアレルギーの少ない金属と言われています。

金属アレルギーをお持ちの方の場合でも特殊なケースを覗いては、使用していただけます。
顎の骨にしっかりと固定されるインプラント治療は、グラグラせず、取り外して洗う手間も必要ないため、入れ歯などと比較してもメインテナンス面でとても優れています

天然歯とほとんど変わらない感覚で食べ物を噛むことができ、自然で美しい歯を手に入れることができます。

インプラントの歴史

古代より人類には「歯を失ったあとも、再度歯を復元したい」という願いがあり、その願いを表すように古代文明の遺跡では歯の復元に使っていたとされる石や金属が発掘されているのです。
今から数十年前、1950年代にスウェーデンのブローネマルク博士がチタンと骨が結合することを発見したのがきっかけとなり、歯科治療に使用されるようになりました。
これが今日のインプラント治療の基礎となり、その後に数多くのインプラントが開発され、耐久性や信頼性が高まっていったのです。

ケース別治療法

1本の歯を失った場合

最も一般的なインプラントの治療方法で、失った箇所に1本だけ埋入します。
ブリッジのように両サイドの歯を削らない点が大きなメリットといえます。
また、噛んだ際に歯ぐきにいい刺激が加わるため、顎の健康を保つことができます。

奥歯を含めて複数の歯を失った場合

数本の歯を失った場合や歯の無い箇所が広い場合、部分入れ歯にするのが通常でしたが、取り外しが可能な部分入れ歯は、残りの歯と歯のない歯ぐきで支えらければならず、負担があります。

インプラント治療は、インプラントを支えとした固定式ブリッジのため、とても安定します。

全ての歯を失った場合

通常入れ歯は、歯ぐきで支えなければならないのですが、インプラント治療は、インプラントのヘッド部をバータイプと連結させた上で、入れ歯を固定する事ができる為、食事や会話時に入れ歯がずれてしまうようなことがありません。
最近では、インプラントとマグネット(磁石)を使用した治療方法が注目されています。

他の治療法との違い

治療法 インプラント 入れ歯 ブリッジ
インプラント 入れ歯 ブリッジ
審美性
ご自分の歯に近い見た目。

留め金が見える部分もある。

保険適用外ならば、ご自分の歯に近い見た目
噛む力
耐久性 優れる(手入れ要) 合わなくなる事が多い 両隣の歯に負担
口内衛生 優れる(手入れ要)。
ご自身の歯と同様に歯ブラシ等で清掃。
不衛生になりやすい。
義歯を外して洗浄し、支えている方の歯もキレイに清掃する。。
不衛生になりやすい。
ご自身の歯と同様に歯磨きをし、歯の無い所はスーパーフロスや歯間ブラシで清掃する。
健康な歯を削る なし なし 両隣の歯を削る
違和感 なし 有り 少ない
顎骨がやせる なし やせる やせる事がある
手術 有り(抜歯程度) なし なし
診療形態 自由診療となります。 保険診療
見映えの良いものについては、自由診療です
保険診療
見映えの良いものについては、自由診療です
治療期間 4ヶ月~1年。その後もメインテナンスが必要。 2週間~2ヶ月。その後も調整が必要。 2週間~2ヶ月。その後も調整が必要。
治療法 インプラント
インプラント
審美性 ◎ご自分の歯に近い見た目。
噛む力
耐久性 優れる(手入れ要)
口内衛生 優れる(手入れ要)。
ご自分の歯と同様に歯ブラシ等で清掃。
健康な歯を削る なし
違和感 なし
顎骨がやせる なし
手術 有り(抜歯程度)
診療形態 自由診療となります。
治療期間 4ヶ月~1年。その後もメインテナンスが必要。
治療法 入れ歯
入れ歯
審美性
留め金が見える部分もある。
噛む力
耐久性 合わなくなる事が多い
口内衛生 不衛生になりやすい。
はずして義歯の洗浄をする。支える歯も清掃。
健康な歯を削る なし
違和感 有り
顎骨がやせる やせる
手術 なし
診療形態 保険診療見映えの良いものは、自由診療となります。
治療期間 2週間~2ヶ月。その後も調整が必要。
治療法 ブリッジ
ブリッジ
審美性
保険適用外ならば、ご自分の歯に近い見た目
噛む力
耐久性 両隣の歯に負担
口内衛生 不衛生になりやすい。
ご自分の歯と同様に歯ブラシし、歯の無い所はスーパーフロス、歯間ブラシ等で。
健康な歯を削る 両隣の歯を削る
違和感 少ない
顎骨がやせる やせる事がある
手術 なし
診療形態 保険診療見映えの良いものは、自由診療となります
治療期間 2週間~2ヶ月。その後も調整が必要。

インプラントのメリット・デメリット

メリットデメリット
  • 安定したかみ合わせを保つことができる
  • 失った歯の数が多くても、咬み合わせの力が回復すること
  • 自分の歯のように見た目がキレイ
  • 適切なケアで数十年保つこともできる
  • 治療が長期期間かかること(術式・症状により短期間での治療も可能)
  • 状態によっては手術が困難で、インプラントを適用できない場合があること
  • 1本単位の価格のため、費用が高額になること
  • 来院する上での定期的なメインテナンスが必要なこと
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