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フッ素の使用時期
フッ素の使用時期 フツ素は生えてきて間もない歯に使うのが最も効果的です。乳歯は生後6ケ月~3歳半頃、永久歯は4歳頃~中学3年生頃に生えて来ますので、その時期にあたります。 中学生までフツ素うがいを続けた子は大人になってもむし歯が60%も少ないという研究が発表されており、さらに、大人の歯の根の部分に出来るむし歯にも20~30%の予防効果があるという研究報告もあります。フツ素の利用は一生続けたほうが良いでしょう。 ただし、フツ素はそれぞれの患者さんの年齢やお口の中の状態に合った使い方や量 があり、間違えると効果が得られなかったり、副作用が出る場合もありますので注意が必要です。
フッ素の効果
フッ素の効果 日本の子供の虫歯は20年前と比較して激減しています。その一番大きな理由がフッ素入り歯磨き粉だと言われています。 人の歯の表面はエナメル質で被われており、フッ素はこのエナメル質に取り込まれるとフルオロアパタイトというむし歯に強い物質に変えることができます。また、自然治癒が可能な初期のむし歯の場合、フッ素を塗ることで治癒を助けることが出来ます。 フッ素塗布は、ご家庭でフッ素入りの歯磨き粉やスプレーを使って毎日低濃度のフッ素を取り込むことや、年に3,4回ほど歯科医院で高濃度のフッ素を歯に塗ることによって出来ます。
バイオフィルムとPMTC
バイオフィルムとPMTC 虫歯の原因菌であるミュータンス菌が歯の表面につくと、酸を出し歯を溶かすと同時に、ネバネバした物質を作り出し、バイ菌同士がより強く結びつくようになります。 そして、歯全体に粘々した膜がべったり付着します。これがバイオフィルムです。 バイオフィルムを放っておくと、それに守られたバイ菌は毒素をどんどん産生し、虫歯が悪化してしまいます。 しかし、バイオフィルムは、水や唾、フッ素などの薬も弾いてしまうので、通常の歯磨きでは破壊できません。そのため、機械的にこのバイオフィルムを破壊する、PMTC治療が必要なのです。
ミュータンス菌とキシリトール②
キシリトール先進国のフィンランドでは、約20年前からキシリトールを使用してきました。その結果、今では世界一虫歯の少ない国になりました。6歳児の虫歯数は一人平均一本以下です。キシリトールが虫歯予防に有効だという証拠です。
キシリトールを摂取するには100%キシリトールガムを使用するのが効果的です。
虫歯の予防効果を期待する場合は、なるべく砂糖が配合されていないことが大切で、キシリトール濃度は最低50%は必要だと言われています。また、キャンディーや板状のガムより粒状のガムの方が、より効果が高いという報告があります。
ミュータンス菌とキシリトール①
虫歯の原因となる細菌の1つにミュータンス菌というものがあります。このミュータンス菌はもともと口の中には存在しないのですが、歯が生え始める生後8カ月頃から、主に母親の口移しでミュータンス菌が繁殖します。この繁殖を抑えてくれるものがキシリトールです。
ミュータンス菌は砂糖を栄養にして酸を産生し、その酸が歯を溶かして虫歯ができます。ミュータンス菌はキシリトールも取り込みますが、エネルギーを消耗し、栄養不足になるだけで、酸も産生しません。その結果、ミュータンス菌は激減し、虫歯ができにくくなります。




